こんにちは、杉本です。
北海道で行方不明になっていた小学生が無事に保護されましたね!
連日ニュースで報じられていましたが、大規模な捜索にも拘らず発見できずにいて
最悪の事態が想像されていただけに本当に嬉しいです。
一部では連れ去られらたのではないのか、とか親が殺めてしまったのではないかと
様々な憶測が飛び交いましたけど少年の並外れた精神力と体力と行動力のおかげで
無事保護となりました。
この事件では親の躾についていろいろいわれていますが、私はこのお父さんの気持ちはよくわかります。
子供って言う事を聞かなくて手に負えないことがありますよね。
「言う事聞かないなら置いていくよ!」ってな感じで自分の子供に言ってしまうことは誰しもあることだと思います。
実際に置き去りにしてしまう事は問題だと思いますが。
この事件で私の子供が小さいときの事を思い出しました。
二男がまだ4才か5才の頃だったと思います。
あまりに言う事を聞かなかったのでかなりきつく叱って「家を出て行きなさい!」
と言ったところ始めはシュンとした様子でしたがしばらくすると小さなリュックに荷物を
詰め始めたのです。
何を詰めたのか見てみるとパジャマでした。
家出をするときに必要だと思いついた荷物がパジャマという二男の様子があまりに
可愛くて家族みんなで笑ってしまいました。
でも本人はきっと大マジメで家出の決意をしたのだと思います。
北海道の少年もきっと家族と別れて自分ひとりで生きていこうと決心したんだと思います。
そうでなければうっそうとした森の中を10Km近く歩き、辿り着いた建物で6日間も寒さと
空腹に堪えられないと思います。絶望的な孤独の中、パニックにならずに建物に留まり、
寒さをしのぐ為にマットに包まったりと生きる為の行動は本当に感心します。
どれかひとつでも欠けていたら恐らく助かっていなかったといわれています。
私ならパニックに陥り暗闇の森をさまよい、100%絶命しています(笑)
子供は子供なりの世界観があり大人が思っているよりしっかりしています。
子供の成長を見守り、良いところは伸ばして道を逸れそうになったときに正しい道に導くのが
親の役目だと思います。
この少年が早く元の生活に戻れるように願います。