こんにちは、杉本です。
今回は連日ニュースで報道されている女子中学生監禁事件について取り上げたいと思います。
二年間も女子中学生を監禁しつづけた犯人はとんでもない野郎ですが、
この被害にあった女子中学生は本当に凄い子だと思いました。
と、いうのはニュース記事によると女子生徒が保護されたときの所持品が
生徒手帳と現金170円なのですが、女子生徒の話しによると生徒手帳は逃げられた
時に身分証明の役に立つように犯人に見つからないように隠し持っていたといい、
現金は室内を掃除しているときに見つけて逃げられたときに役立つと思って持っていた、
と言うからです。
事実、その集めたお金で公衆電話から助けを求める電話がかけられ、
生徒手帳で本人確認ができたのです。
私はこの記事を読んだときに涙が出そうになりました。
よくぞ無事に戻ってこられた、と。
見知らぬ男に拉致され監禁されいつ自分の身に危害が及ぶかもわからないという
もはや絶望的ともいえる恐怖の中、いつか脱出するという強い意思の元そのときに備えて準備を
していたということに言葉が適切かわかりませんが大変感銘しました。
これは偶然犯人が留守中に逃げられてラッキーだったということでは決してありません。
たとえどんなに困難な状況に陥ったとしても決してあきらめなかったからだと思います。
しかも二年間も。
いつどんなときも希望をもてば困難に打ち勝つことが出来るということをこの女子生徒に
教えられた気がします。
女子生徒が受けた心の傷は想像もできませんが事件の全容解明と
なによりも、一刻も早く元の平穏な生活を取り戻せるように祈ります。