2015年06月05日 08:09
こんにちは、杉本です。
先日の八丈島の地震の話ですが、震源地に近い小笠原では震度5強の強い揺れでしたね。
で、何故か数百キロ離れた神奈川県二宮町でも同じ震度の5強。
隣接する小田原や平塚で震度4、大磯町で震度3です。
不思議じゃありませんか?
遠く離れた場所でポツンと一箇所だけピンポイントで大きく揺れるなんて・・・
調べてみましたら二宮町に設置されている地震計が軟弱地盤に建設されている
消防署にあるということが理由らしいです。
なので地震震度が少し大きめにでるという事で地盤によって揺れ方がこんなにも違うことに驚きました。
軟弱地盤に家を建てる場合には地盤補強が必要になる訳ですが、昨日地盤補強会社の研修に参加しました。
地盤調査にはボーリング調査とスウェーデン式サウンディング試験というやり方があります。
地盤改良の実演
以前、このブログでご紹介した工法の、砕石を柱状に施工する方法です。
まず、ドリルで穴を掘り
そこに砕石をかき混ぜながら注入していきます。
完成
コンクリートと違い、水はけが良いので液状化現象の影響を受けにくい事もメリットのひとつです。
地震で被害を受けない為には家だけでなく地盤の事も真剣に考えましょう。