松山を出発した後は予讃線で愛媛県を横断して瀬戸大橋の入り口の
坂出へ向かいます。
それにしても愛媛県は東西に長いですね!!
静岡や広島も長いですけど普通列車で松山から坂出までなんと5時間以上かかります!
途中で何度か10分程度停車するのでお漏らしの心配はありませんがケツが痛くなります。
いよいよこの旅も終わりが近づいています。あとは家に帰るのみです。
小学校のとき、よく先生から「家に着くまでが遠足だからね!」と言われていましたが
ここから家につくまでが大変です。
基本的に普通列車を乗り継ぐ青春18きっぷの旅ですから観光列車や時短のためにどうしても
必要なとき以外は特急や新幹線はNGなので今日中に家に着くことはできません。
大垣からムーンライトながらという夜行快速に乗らなくてはなりません。宿泊も費用面でNGです。
まだまだ先は長いのです。
話しがそれましたが愛媛県を脱出した後は
坂出(香川)-岡山ー相生(兵庫)-網干(兵庫)-米原(滋賀)-大垣(岐阜)
という乗換えです。
青春18きっぱーにとって岡山ー姫路間は難所でして乗客数の割りに車両が少なく
座席の争奪戦になります。相生まで座ることは諦め相生から姫路に向かうのですが
網干で降りれば始発の新快速に乗れます。始発ですから座ることが余裕で可能です。
網干からはこの新快速という関西地区の特急並み速さの電車がありますので少し楽ができます。
大垣まで乗り継いだらムーンライトながらに乗ります。
上りのながらに乗るのはかつて定期運行されていたときに静岡で飲んで最終に乗り遅れたときに
利用して以来です。下りのながらは熱海ー浜松間の難所を抜ける有効手段としてとても人気があり
とても予約が取り辛いです。上りのほうが若干取りやすいですね。
車内は夏休み期間なので当然満席です。
運が悪いと隣の席の人のいびきがうるさくて寝れなかったりするのですが今回は大丈夫でした。
東京駅に到着は朝の5時過ぎ。
今では大体どこの駅でもある多目的トイレで体を拭いて東海道線で沼津へと向かいます。
そして午前8時過ぎ、長かった今回の旅は終わりました。
今回の旅を振り返ってみると船中泊や車中泊を重ねてホテルに泊まったのは1回のみ。
都合1泊5日という海外旅行でさえあまり無い無茶なスケジュールでした。
それでも訪れたところはどこも魅力的でまた行ってみたいと思えるところばかりでした。
次回の旅はまだ行ったことの無い山陰か北陸にしようと思います。
おしまい。